関羽は を以って 曹操を見逃す 軍規違反を犯す   〜 サンデル正義 視点


        日本敗戦の折 中国蒋介石は 『亡に報いるにを以ってす』 日本に賠償を求めない。
        乃木将軍は、日露戦争後、ロシア将軍との会見に、お互いの帯剣正装を自ら求める。



    関羽は、曹操を 取り逃がす。 関羽には、かって曹操に命を救われた恩義がある。
    関羽 個人の曹操に対する忠義〜、関羽の徳〜を前に ;
        孔明は、関羽の軍機違反を裁くことができない。 関羽を許す大義が成り立つ。
        孔明は、周瑜のたくらみを見抜いている。曹操を打ち取ると、後々漢の報復を招く。
    一方のも、関羽と、関羽を罰しない劉備と孔明を、責められない。
    勇将関羽の、劉備関羽張飛の兄弟は、世間の知るところ。
        呉の周瑜も、孔明の巧妙さを思い知る。 赤壁・東南の風〜に加えて
        孔明への対抗心と、警戒心を更に高める。

    サンデル教授の政治正義〜 から 類推憶測 すれば ;
    忠義 徳 孝 を持ち出す関羽 の軍機違反
には、正義があった !?  儒教に通じる !?

        サンデル教授は、古代哲学アリストテレス、カント-を紐解き、米国の正義を問い直す。
        アメリカ政治正義のあり方として、徳 美徳- を、筆頭に掲げている。

        敗走する曹操を、関羽は見逃す。孔明は、関羽の軍機違反を責められない。
        呉の側も、孔明の沙汰を責めることができない。サンデル教授-の視点からも !?
        正義の話-白熱授業-で、サンデル教授は、美や栄誉、義務と道徳、
        忠誠や忠義、賞賛や栄誉、人格と重荷-を、終始問い掛けている。



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